【トライアル自転車の選びかた】20インチと26インチどっちがいいの?

トライアル

  • 「トライアル自転車は20インチと26インチどっちがいいの?」
  • 「僕は身長が低いけど、26インチは無理?」
  • 「24インチもあるけど、実際どうなの?」

トライアル(BTR)自転車は主に、「20インチ」「26インチ」です。
はじめてのトライアル自転車となると、どちらがいいのかわかりませんよね。

「乗りやすいサイズがいい!」
というあなたは、自分の体格に合わせて買うのがおすすめです。

自分の体格に合った自転車なら、上達が速いですからね。

私は身長181cmという微妙な体格のせいで、いろいろと苦労しました。
その経験から、あなたにベストマッチするタイヤサイズを紹介します。

もちろん気に入った自転車があるなら、それを買いましょう。
気に入った自転車を買うのが、いちばん愛着がわきますからね。

>>>関連記事:【10万円以下】トライアルを始める人におすすめの自転車5選

  1. ステムで合わせたらいいんじゃないの?
  2. トライアル自転車の選びかた:20インチの特徴
  3. トライアル自転車の選びかた:26インチの特徴
  4. トライアル自転車の選びかた:結局どっちがいいの?
  5. MTBからはじめるのもありです
  6. 20インチと26インチどっちがいいの?まとめ

ステムで合わせたらいいんじゃないの?

「ちょっとくらいサイズが合わなくても、ステムで合わせればいい!」
自転車に詳しいあなたは、こう思うでしょう。
ステムで合わせるのは、もちろんアリです。

しかし、BTR自転車の場合は「±10mm」程度にしたほうが良いです。
メーカーは誰もが乗りやすい自転車を作るために、多くの開発費をかけています。

  • 多くの開発ライダーを雇う
  • 誰もが乗りやすいジオメトリー設計
  • 狙ったしなりを生むためのトライアンドエラー

などです。
あまりにも設計値から離れたセッティングは、乗りづらくなるばかりなのです。

  • ステムを20mm伸ばす→ハンドルがガクガクしてバランスがとれない
  • ステムを20mm短くする→フロントが重く、ダニエルキープがしづらい

などですね。
「メーカー純正値±10mm」程度のカスタムにしたほうが無難です。
(子供用セッティングは仕方ないですが)

ロードバイクでも、「100mm~120mm」程度のステムが基本です。
そこから外れると、大きく操作性が変わってしまうからです。
やはり、自分の体格に合った自転車選びをするのが、近道なのです。

>>>関連記事:トライアル自転車のハンドルポジションを間違えない方法

トライアル自転車の選びかた:20インチの特徴

  • 身長の低いライダーに向いている
  • リアディスクブレーキが主流
  • 細かい岩場のオットピが楽

日本では、20インチに乗るライダーが多いです。
さまざまな面で、20インチは日本のBTRに合っているんですよね。

身長の低いライダーに向いている

小さいタイヤの性能を活かすために、20インチはコンパクトに作られています。
そのため、日本人のような小柄なライダーに向いています。
海外の例を見ても、小柄なライダーが乗っていることが多いです。

ホイールベースは「1000mm前後」のものが多いです。
1000mmの自転車だと、170センチ前後のライダーにベストマッチですね。
身長181cmの私は、小さくて乗りづらく感じます。

リアディスクブレーキが主流

「タイヤサイズの小さい自転車ほど、ディスクブレーキに向いている」
という特性があるためです。

  • 小さなブレーキローターで小さなタイヤを止める
  • 小さなブレーキローターで大きなタイヤを止める

どちらが効きがいいか、考えなくてもわかりますよね。

フロントは、リムブレーキとディスクブレーキどちらも選べます。
近所で練習する時などは、大きな音が鳴らないディスクブレーキが使いやすいです。

細かい岩場のオットピが楽

  • 自転車が小さいので小回りが利く
  • 自転車が軽いのでちょっと跳ぶのがラク
  • タイヤが小さいので周辺の岩が邪魔になりにくい

細々した岩場などでは、20インチが圧倒的にラクです。
タイヤが大きいと「ふんっ!!」と力むところが、「ひょい」とクリアできます。

トライアル自転車の選びかた:26インチの特徴

  • 身長の高いライダーに向いている
  • 前後リムブレーキが主流
  • 大きなステアケースに登りやすい

日本では26インチは少数派です。
しかし、やたらめった跳ぶライダーの多くは26インチです。

身長の高いライダーに向いている

※これはでかすぎです

身長が180cmを超えるライダーは、26インチがおすすめです。
というより大きいタイヤに合わせて自転車を作ると、高身長向けになります。
26インチライダーのほとんどは、2m近い巨人です(笑)

  • 26インチはMTBの延長
  • 20インチはBTR専用

昔はこういう傾向がありました。
ダニエルやダニパラなどが、やりにくかったんですよ。
しかし今の26インチは、ダニエルなどの性能が20インチに匹敵します。

前後リムブレーキが主流

「小さいブレーキローターに大きなタイヤ」
では、ブレーキを効かせにくいです。
そのため26インチのほとんどは、リムブレーキです。
(フロントディスクブレーキの自転車は割とあります)

高級なディスクブレーキに比べると、ちょっとお安い。
また、Vブレーキでもしっかり整備すれば、油圧ブレーキと変わらない性能になります。

大きなステアケースに登りやすい

シンプルに自転車が大きいので、高いステアケースにもフロントタイヤが届きます。
1.7mくらい跳ぶライダーも居ますね。(バケモノ…)
体格と身体能力があれば、高さや距離は26インチが有利です。

24インチも26インチカテゴリーです

基本的に24インチも、26インチ寄りのジオメトリーです。
タイヤが小さいぶん、すこし軽く感じます。

自転車やパーツの選択肢が少ないのが、ちょっとネックですね。
逆に悩まなくて良いかもしれません(笑)

トライアル自転車の選びかた:結局どっちがいいの?

  • 「20インチでひょいひょいクリアしたい!」
  • 「26インチでドカンと跳びたい!」

はっきりと好みがあるなら、好きなほうを選びましょう。
気に入った自転車がいちばん、愛着がわきますからね。

もし乗りづらければ、売って別の自転車を買うのもありです。
BTR自転車はあまり値下がりしませんから、そんなに損しません。

「とくにこだわりがないから、乗りやすいのがいい」
そんなあなたは、身長で選ぶのが良いでしょう。

日本人は基本20インチがおすすめ

日本人男性の平均身長は、「172cm」です。
ほぼほぼ、20インチがジャストサイズです。
海外を見ても、170cmそこそこのライダーのほとんどが20インチです。

あなたが標準日本人体型なら、20インチを選ぶのが良いでしょう。

身長180cmからは26インチがおすすめ

とはいえ日本人でも、身長が180cmを超える人は居ます。
ちなみに、私もそれです。
20インチに乗っているとかならず、

  • 「自転車小さくて窮屈そう」
  • 「ステム長いのに変えたら?」

と言われます(笑)
10代のころは身長177cmくらいだったので、20インチも乗れたのですが…
私以外にも、

などは日本人でありながらも、身長180cmを超えるライダーです。
どちらも26インチに乗っていますね。
(西窪さんは途中から、24インチストリートトライアル自転車)

  • ステムを長くする
  • 変則的な乗り方でカバーする

など、合わないサイズの自転車でも乗れないことはありません。
しかし、どこかに無理の生じる「荒業」だと思ったほうが良いでしょう。
「これからまだまだ上達したい!」というあなたは、適正サイズの自転車が近道です。

MTBからはじめるのもアリ

  • 「これからBTRを始めてみたい!」
  • 「すでにMTBを持っている」

そんなあなたは、MTBから始めるのもありです!
ダニエルなどのむずかしい技を覚えるには、MTBは不向きです。
しかし、

  • 8の字ターン
  • ちょっとしたオットピ
  • 低いステアケース

など、初心者のうちは「極端な前傾姿勢にならない」MTBが向いています。
大会でも充分楽しめるので、まずはMTB仲間と一緒にBTRを楽しむのもおすすめです!

>>>関連記事:はじめての自転車トライアルにMTBがおすすめの理由
>>>関連記事:【8の字ターン】幸せになれるスタンディングより基本の練習

20インチと26インチどっちがいいの?まとめ

  • タイヤサイズは身長で選ぶのがベターです
  • 極端に「長い・短い」ステムは乗りづらくなります
  • 日本人のほとんどは20インチです
  • 標準的な日本人体型なら20インチがおすすめ
  • 身長が180cmを超えるなら26インチがおすすめ
  • MTBから始めるのもありです