フレームは消耗品?軽すぎるトライアル自転車はデメリットしかない

トライアル

  • 「数ヶ月でフレーム折れた…」
  • 「そろそろ折れそうだからフレーム買い換えないとなー」
  • 「フレーム折れてしばらく乗れない…」

自転車トライアル(BTR)では、ときどきこんな話を耳にします。
あなたも、TwitterやFacebookで耳にしたことがあるのではないでしょうか?

「え…フレームってそんなにすぐ折れるの?」
10年くらい前までは、ポキポキ折れるものではありませんでした。
最近のBTR自転車は、極端に軽量化しすぎているんです。

アルミフレームは、ちいさな衝撃でも金属疲労を貯めてしまいます

「僕は初心者だし大丈夫!」
そんなあなたも、例外ではありません。

  • ドロップオフで衝撃を吸収できず「ドスン!」と落ちてしまう
  • ダニエルが未熟で「ドスンドスン」とホップしてしまう

こんな経験、ありますよね?
うすっぺらなアルミフレームでは、すぐに金属疲労が貯まります。
アルミフレームは、ある程度の厚さ(重さ)がないといけないんですよ。

「せっかく買うなら長く乗りたい…」
と思いますよね。
安心してください。

「フレームは消耗品!」と言われる時代はすぐに終わります。
その理由と、頑丈で長持ちするフレームを紹介します。

  1. 自転車トライアルでもっとも消耗するのがフレーム
  2. トライアル自転車は軽量化に振りすぎている
  3. トライアル自転車をBMXと比較したら一目瞭然
  4. トライアル自転車の行き過ぎた軽量化はユーザーが離れる
  5. 今はトライアンドエラーの「エラー」の時期
  6. 耐久性のあるトライアル自転車
  7. フレームは消耗品?軽すぎるトライアル自転車はデメリットしかない

自転車トライアルでもっとも消耗するのがフレーム

  • グリップ
  • ブレーキ
  • チェーン

このあたりが、BTR自転車の消耗品だと思いますよね。
実は、フレームがいちばん最初に壊れたりするんです。

「BTR自転車ってそんなものなの??」
数年前まではそうではありませんでした。
今のフレームが、軽量化をしすぎているんです。

トライアル自転車は軽量化に振りすぎている

もちろん、BTRにおいて軽いことは良いことです。
BTRのテクニックは、0から1への加速。
「ゼロ発進」をするには、軽量化はおおきなメリットがあります。

「もっと軽く!」
とメーカーが考えるのは、当然の流れです。
ちょっとやりすぎてしまったんですよね。

トライアル自転車をBMXと比較したら一目瞭然

  • 現在のBTRフレーム:1.4kg前後
  • BMXのフレーム:2kg前後

現在のBTRフレームが、圧倒的に軽いです。
「BMXのほうが衝撃が大きい」
という理由はありますが、いくらなんでも軽すぎです。

「強度×重量=耐久性」です。

一昔前のBTRフレームは、そう簡単には折れませんでした。
トップライダーでも1年は使えましたね。
フレーム重量が1.8kg前後あったからです。

>>>関連記事:自転車トライアルのトップライダーがカーボンフレームに乗る理由
アルミフレームはかならず疲労を貯めてしまいます。
耐久性を得るためには、重くするしかありません。

いき過ぎた軽量化は跳べなくなる

  • どこまでもしなるペラペラの金属板
  • そこそこの厚みで張りのある金属板

どちらもおなじ素材です。
ジャンプ台にしたら、どっちが跳べますか?
圧倒的に後者が跳べますよね。

極端な軽量化も、これと同じです。
ある軽量フレームに乗ったときに感じましたが、
「ポヨン」と小さく跳ぶのは楽でも、「ドカン!!」とは跳べないんです。

パイプが薄すぎて「張り」がないからです。
大きく跳ぶには、「ドカン!!」と速い反発が必要です。

>>>関連記事:サイズが選べるCREWKERZ!自転車トライアルのおすすめメーカー

CREWKERZはフレームの「レスポンス(反応)」を重視していると謳っています。
「張り」に通じるものがありますね。

トライアル自転車の行き過ぎた軽量化はユーザーが離れる

自転車のフレームを交換するには、お金と手間がかかります。
BTRのフレームは、セールのものでも4万円くらい。
工賃と合わせたら、6~7万といったところ。

「BTRなんてやってられっか!!」
と思ってしまうのも無理のないことです。

フレームが一年もたないなんて、自転車として健全じゃないですよね。
自転車を買うからには、

  • 少しづつセッティングを煮つめていく
  • 愛着をもってメンテナンスする
  • 意味もなく眺めてニヤニヤする(?)

こういうのも、自転車の楽しみのひとつですよね。
自転車は「単なる道具・消耗品」ではないですから。

今はトライアンドエラーの「エラー」の時期

「軽量化しすぎた…」
と、メーカーも気づいています。
メーカーは開発ライダーを雇い、開発に時間とお金をかけています。
「もっといい自転車を作るために」トライアンドエラーを繰り返しているんです。

BTR自転車メーカーは、今がエラーの時期です

私がこの記事で語ったことに、メーカーは気づいています。
「エラー」を出さなければ「トライ」はできませんからね。

「これ以上軽くできない」と結果が出たら、次は耐久性や張りを重視してきます。

そうやって少しづつ、いい自転車になっていくのです。

もしこの予想が外れたら、私が耐久性のあるフレームを輸入します。

メーカーはいつ耐久性を重視してくれるのか?

残念ながら、今すぐに耐久性のあるフレームをリリースすることはできません。
メーカーは開発・設計が終わったら、数年分まとめて発注をします。
BTR自転車の生産スパンは数年単位です。

しかし、開発ライダーはすでに「折れすぎ!!」と声を上げています。
メーカーはそれを受け取って、新型の開発を始めています。
好きなメーカーがあるなら、新型の登場をじっと待ちましょう。

耐久性のあるトライアル自転車

  • 「今のフレーム折れちゃって乗る自転車がないよ!!」
  • 「これから始めようとしたのにすぐ折れるんじゃ困る!!」

というあなたのために、耐久性のある自転車を紹介します。
比較的若いメーカーが、耐久性重視で作ってきています。

JITSIE

  • コストパフォーマンスが高い
  • 必要充分・実質剛健
  • 耐久性が高い

など、JITSIEはフレームやパーツの評判が高いメーカーです。
もともとモト・トライアルのメーカーでしたが、数年前からBTRもプロデュースしています。
お値段もお手ごろなので、最初の一台にもおすすめです。

メーカーサイトとしては珍しく、公式サイトから通販で購入できます。

JITSIE公式サイト
>>>関連記事:迷ったらJITSIE!自転車トライアルのおすすめメーカー

CREWKERZ

  • トップライダーも認める耐久性
  • サイズラインナップがありがたい
  • プレミアム感あふれるパーツ

CREWKERZは、2012年からBTRをプロデュースし始めた若いメーカーです。
「斉藤夏樹選手」「土屋凌我選手」などがCREWKERZに乗っています。
現在、アルミではもっとも耐久性のいいフレームのひとつです。

文句のつけどころがない完成車はイチオシです!
フレーム単品で購入できないのがネックですね。

CREWKERZ公式サイト
>>>関連記事:サイズが選べるCREWKERZ!自転車トライアルのおすすめメーカー

カーボンフレーム

  • 金属疲労しないので耐久性が高い
  • アルミに比べて軽く作れる
  • 開発費がガッツリかかっていてよく跳べる

カーボンフレームは、金属疲労をしません。
そのため、アルミに比べて軽く作れます。
開発コストがガッツリかかっているので、抜群に跳べるフレームになっています。

「CLEAN」「MAESTRO」「BREETH」が、カーボンフレームをリリースしています。
ただし、お値段もとってもお高いです(笑)

>>>関連記事:自転車トライアルのトップライダーがカーボンフレームに乗る理由

フレームは消耗品?軽すぎるトライアル自転車はデメリットしかないまとめ

  • アルミフレームはちいさな衝撃でも金属疲労を貯める
  • 現在、フレームが一番消耗品
  • 軽量化はかならず耐久性が犠牲になる
  • やっぱり自転車は愛着をもって接したいですよね
  • 今はメーカーもトライアンドエラーの「エラー」の時期
  • 生産スパンは数年単位
  • 現在も耐久性のあるフレームは購入できる