【自転車トライアル】沿わし降りは地味だが役に立つ

テクニック

  • 「ダニエルでドロップオフするほうがかっこいい!」
  • 「沿わし降りって地味だし、練習しなくてよくない?」
  • 「岩場は苦手だから、いつも人口セクションばかり」

自転車トライアル(BTR)=ダニエル降り
のイメージがありますよね。
ダニエル降りに比べたら、沿わし降りは地味なテクニックです。

でも、BTRは足をつかずに難所をクリアするスポーツです。
「ここ苦手だからやめとこ」
って逃げてしまうのは、もったいなくないですか?

あなたも本当は、足をつかずにクリアしたいはずです。
「どこでも自由自在に自転車を操りたい」
BTRを楽しむ誰もが、そう思うはずですから。

実は沿わし降りは、自然地形やストリートトライアルに役立ちます。
その理由と、沿わし降りのやりかたを解説します。

  1. 沿わし降りをマスターすると、バランスが良くなる
  2. 沿わし降りをマスターすると、大会に強くなる
  3. 沿わし降りで腰を引くのは間違いです
  4. 沿わし降り応用編・動画つき
  5. 沿わし降りをする前に、ブレーキレバーをチェック!
  6. 沿わし降りをマスターすれば、オットピに強くなる

沿わし降りをマスターすると、バランスが良くなる

BTRで、もっともバランスが取りづらい姿勢はなんでしょう?
答えは、腕が伸びきった姿勢です。
腕が曲がっているほうが、自転車をコントロールしやすいですよね。

そうです、沿わし降りはハンドルのコントロールが難しいんです。
腕に頼らず、足腰でバランスをとらなければなりません。

だから沿わし降りを練習すると、バランスが良くなるんですよ。

ストリートトライアルにも効く

ストリートトライアルで沿わし降りは、ほとんど使いませんね。
それでも沿わし降りを練習する意味はあります。

たとえば横パラ180。
着地後にバタバタしたらかっこ悪いですよね。
足腰でバランスをとれば、「ピタッ」と着地しているように見えます。

沿わし降りは、足腰のバランスに効きます。
バランスが良くなれば、技の習得も速くなりますよね。

跳んだあとのバランスに効く

たとえばウイリージャンブで跳んだあと。

ダニ跳びもそうですね。
大きく跳んだあとは、腕が伸びきった姿勢になります。
もっとも余裕がない瞬間です。

沿わし降りを練習していれば、足腰でバランスをとることができます。
「跳べるけど着地で足が出る…」
そんなあなたは、沿わし降りの練習でビシッと着地できるようになりますよ。

沿わし降りをマスターすると、大会に強くなる

沿わし降りをマスターすると、大会に強くなります。
「腕が伸びきる姿勢=前下がり状態」は、
すべての技がやりにくいですよね。

BTRの大会では、

  • 前下がりからダニエルセット
  • 前下がりからオットピ
  • 前下がりからパラレル

など、嫌~なセクションがたくさん出てきます。
沿わし降りを使わないとしても、
前下がりから自転車をコントロールすることが必要なんです。

オットピに強くなる

沿わし降りをマスターすると、オットピに強くなります。
特に難しいのは、前下がりからのオットピですよね。

  • フロントが上げにくい
  • バランスをとりにくい

前下がりオットピの練習のためにも、
まずは沿わし降りをマスターしましょう。
前下がりに慣れたら、平地のオットピが楽勝になります。

とにかく足腰に効く

オットピに限ったことではないんですけどね。
前下がりで鍛えられるバランスは、すべてに効きます。

ついついぴょんぴょんしてしまうあなたは、
ハンドルだけでバランスを取ろうとしています。

足腰でバランスをとれれば、
「あれ?この場所こんなにかんたんだったっけ?」
と思えるようになりますよ。

沿わし降りで腰を引くのは間違いです

沿わし降りで、腰を引くのは間違いです。

「いや思いっきり腰引いてるやないかーい!!」
違います。
自転車を送り出しているのです。

すみません、変な導入をしてしまいました。
ちゃんと解説します。

沿わし降りのスタートは、前傾姿勢

沿わし降りのスタート姿勢です。
前傾姿勢から入るんです。
一見刺さりそうに思えますが、これでいいんです。

自転車だけを送り出す

身体の位置はそのまま、自転車だけを送り出します。
前の画像と、身体の位置はほとんど変わっていないですよね?

そのために、前傾姿勢からスタートするのです。
身体は高いところにあるので、
自転車だけ転がしたほうが刺さりにくいですからね。

結果的に腰をひいた姿勢になる

結果的には、腰を引いた姿勢になります。
自転車は動いていますが、身体の位置はステアの上にありますよね。

これが、沿わし降りの基本です。

ドロップオフも同じ原理です

ドロップオフにも似ていますね。
棒立ちで「ぴょーん」と跳んだら、高さそのままの衝撃を受けます。

ドロップオフは低い姿勢から、
「リアタイヤを下に送り出す」ことで、落ちる距離を減らすんです。
上級者が「ストン」と着地するのは、これが上手だからです。

沿わし降りはハンドル操作が難しい

やってみるとわかりますが、
沿わし降りはハンドル操作が難しいです。
まずは、失敗しても大丈夫な高さから練習してくださいね(笑)

かならず失敗するので、足を出す練習もしておきましょう。

沿わし降り応用編・動画つき

慣れてきたら高さを上げるのも良いですが、リスクが高いです。
沿わし降りは、高さを上げなくても練習になるんですよ。

安全に練習できる、沿わし降りの応用を紹介します。

沿わして止まる

地味ですが、めちゃくちゃ練習になりますよ。
前下がりから「止まる」ができれば、
前下がりへのオットピなど、むずかしいテクニックに近づけます。

「自転車を送り出す」を意識してやってみてください!

沿わしてオットピ

ここからは、斉藤パパさんの動画をご覧ください。
めちゃくちゃ上手な沿わし降りです。
まさに「自転車を送り出して」いるのがわかりますよね。

「沿わしてオットピ」は、
「沿わして止まる」が、しっかりできないとむずかしいです。
逆に言えば、「止まる」ができれば難しくありません。
前下がりオットピですからね。

かなり怖いので、「沿わして止まる」で自信をつけましょう。
緊張しすぎると、身体がうまく動きませんからね。

>>>関連記事:自転車トライアルは「止まる」ができると速くなる【上達も】

沿わし降りをする前に、ブレーキレバーをチェック!

沿わし降りをする前に、ブレーキレバーを見てください。
こんな角度になっていませんか?
これでは、着地した瞬間に手首をひねってしまいます。

これくらいの角度がベターです。
ブレーキレバーの角度は、いちばん辛い姿勢に合わせましょう。
「腕を伸ばしきった姿勢」つまり、沿わし降りの姿勢です。

>>>関連記事:【ハンドル】トライアル自転車のブレーキレバー角度はどれがいい?

沿わし降りをマスターすれば、オットピに強くなる

  • 沿わし降りは地味だが役に立つ
  • 苦手なことに挑戦しないのはもったいない!
  • 沿わし降りは、足腰のバランスに効く!
  • 沿わし降りの練習で、大ジャンプの着地もバシッと決まる!
  • ストリートトライアルの着地も、バタバタしなくなる!
  • 沿わし降りの練習で、大会のセクションに強くなる!
  • 最初から腰を引いて降りるのは間違いです
  • 沿わし降りの基本は、「自転車を送り出す」
  • 沿わし降りは、ハンドル操作が難しいです
  • 無理のない高さから練習しましょう
  • 高さを上げなくても、レベルの高い練習ができます
  • ブレーキレバーは適正な角度にしましょう