軽量化よりもハンドルポジション合わせを最優先すべき理由

パーツ

  • 「なんとなく乗りづらい気がする…」
  • 「人の自転車に乗らせてもらったら、すごくしっくりきた」
  • 「周りのライダーと体格が違う」

こんな風に感じているのなら、
あなたにハンドルポジションが合っていないかもしれません。

私も身長181cmという体格のせいで、
今まで乗っていた20インチでは、ポジションを合わせることができませんでした。
(そもそも20インチがサイズアウト)

つい先日、「ECHO mk2 24」に乗り換えたのですが、

  • 「うそーん…ダニエルってこんなにラクだっけ?」
  • 「オットピしたあと勝手にピタッと止まる!」
  • 「自分はこんなにうまかったのか!」

乗り換えたばかりでも、しっくりくるんです。
難しいことにも挑戦したくなります。
しっくりくるから、迷いなく身体を動かせます。

「今ならいける気がする!!」
そんな感覚を、あなたも手にしましょう。

ハンドルポジション合わせのヒントを紹介します。

この記事は、中級者以上向けに書いています。
「まだダニエルできない」レベルの初心者さんは、こちらの記事がおすすめです

>>>関連記事:【ハンドルポジション】トライアル自転車のハンドル前倒しは悪?

  1. 軽量化は後回しでいい
  2. こんなハンドルポジションは損しています
  3. 最近のトライアル自転車はダニエルに特化している
  4. 膝がちょっと曲がるポジションがおすすめです
  5. ハンドルバーの角度は何度も調整しましょう
  6. そのフレームはあなたに合っていますか?
  7. ハンドルポジションを最優先すべき理由まとめ

軽量化は後回しでいい

軽量化は後回しでいいです。
6kg台の高級自転車に乗ったところで、
ハンドルポジションが合っていなければ重く感じてしまいます。

良いハンドルポジションは「止まれる」ポジション

良いハンドルポジションは「止まれる」ポジションです。
「止まる」さえできれば、

  • オットピは立ち幅跳び
  • ダニパラは垂直跳び

ですからね。

>>>関連記事:自転車トライアルは「止まる」ができると速くなる【上達も】

「止まる」ができないポジションだと、
無駄な力を使うので疲れます。
バランスをとるのに精一杯では、跳ぶ余裕がありませんよね。

大事なことなのでもう一度。
良いポジションは、「止まれる」ポジションです

跳ぶためには脱力

結局、跳躍力はスピードです。
その場でジャンプしてみるとわかりますが、
「力を抜く」→「思いきり力を入れる」
というふうに跳びますよね。

脱力しなければ、高く・遠く跳べないんです。

「ダニエル=ウイリーのスタンディング」
ダニエル中に脱力することが高く跳ぶコツです。

こんなハンドルポジションは損しています

「なんかダニエルが汚いんだよな~」
と言われまくっていた頃の、私のダニエルです(笑)

注目してほしいのは「膝」ですね。
ハンドルが近すぎるので、膝を曲げてバランスをとっています。
「空気イス」しているようなものです。

  • とっても疲れる
  • 跳ぶ前にダニエルで力尽きる
  • ピタッと止まりにくい

これでは百害あって一利なしです。

「止まりやすい」ポジションがベスト

「止まる」ができれば、ダニパラはただの垂直跳びです

ダニ跳びや刺しでも同じです。
ピタッと止まったら、あとは跳びたいところにジャンプするだけ。
だから「止まりやすいハンドルポジション」がベストなんです。

最近のBTR自転車は、
「とにかくダニエルしやすいように」
という設計なので、ハンドルポジションもダニエルに合わせましょう。
ダニエルに合わせるのが、もっともフレームの性能を発揮できます。

ストリートトライアル自転車は別です

ストリートトライアル自転車は、

  • 「ストリートもトライアルもできる」
  • 「どちらにも特化させない」

という設計なので、
ダニエルだけに合わせるのはおすすめしません。

「純正ステムでハンドルバーの角度だけ好みにする」
のがおすすめです。
失敗がありませんからね。

最近のトライアル自転車はダニエルに特化している

最近のBTR自転車は、ダニエルに特化しています。
大会のセクションで多用しますからね。
メーカーは勝てる自転車を作るために、
ダニエルに特化した自転車を作ります。

ということは、
ハンドルポジションもダニエルに合わせるのが良いでしょう。
それがいちばんフレームの性能を活かすことができます。

150mm20度のステムが人気

上級者に人気のステムが、「150mm20度」です。
私もこの角度のステムを使っています。
このステムの何がいいかというと、
とにかくダニエルがラクになります。

ハンドルが低い=自転車が立つからです。
オットピなどもラクになりますよ。
身体を動かせる幅が広くなりますからね。

>>>関連記事:【もっと跳びたい】自転車トライアル上級者が低いステムを好む理由

ただし、前傾姿勢はきつくなります。
フロントアップから練習中の初心者さんは、
とりあえず純正ステムが良いかもしれませんね。

160mm以上のステムはおすすめしません

「もうちょっと遠くしたいな~」
と思っても、160mm以上のステムはおすすめしません。
極端にハンドルがとられやすくなるからです。

承知の上であれば良いですが、
「単純にハンドルを遠くすればいいんでしょ?」
と考えていると、思わぬデメリットに悩まされます。

実際、ふる~~い自転車意外ではほとんど見かけませんしね。

あえて高くするのもアリ

「160mmのステムをつけたけど、まだ近い感じがする…」
そんな場合は、コラムスペーサーでハンドル位置を上げましょう。

ダニエルで自転車を寝かせることで、
「ハンドルが遠く」なるのと同じ効果があります。
突き出しの限界は下がりますが、

  • あんまりダニエルしないよ!
  • 窮屈なのは嫌だけど、前傾姿勢も嫌!

そんなあなたには、ハンドル位置を上げるほうが合っています。

膝がちょっと曲がるポジションがおすすめです

これくらいのポジションがおすすめです。
「膝がちょっと曲がる」くらいですね。
これくらいが、いちばんダニエルがラクです。

オットピもラクですね。
オットピは、着地で身体が前にもっていかれます。
そのときに、ハンドルが近いと減速に耐えられないんです。

これは近すぎの例

これでは、「空気イス」しているようなものです。
足が疲れますし、ダニエルキープもむずかしいです。

オットピの着地でも減速に耐えられず、バランスを崩します。
私はこのせいで「止まる」ができず、伸び悩みました。

「ハンドルもっと遠くしたら?」
とアドバイスしてくれる人が居たら、
私は今ごろ黄色クラスの一番下くらいに居たかもしれません。

遠すぎの例

私では「遠すぎポジション」を作れなかったので、
とらチャンネルさんの動画をお借りしました。

見てわかる通り、
「腰を引けない」ので、フロントアップができません。
これはちょっと極端な例ですが(笑)

低く遠くすればいいってわけでもないんです。
人によって体格が違うので、ハンドルポジションは難しいですね。

ハンドルバーの角度は何度も調整しましょう

ハンドルバーの角度は重要です。
特に最近はやりの「ハイライズバー」の場合、
ちょっとした変更で、乗り味がおおきく変わります。

ここを解説し始めると10000文字くらいになってしまうので、
詳しい解説は別の記事で書くことにします。

ダニエルに合わせるなら、真上くらいを基準に

「前倒しハンドルはダメ!!」
という意見もありますが、
ダニエルに合わせるなら、ハンドルの角度は真上から始めるのが近道です。

自転車を立てたときは、
ハンドルバーをやや上から握りますからね。

「ハンドルバーの角度と腕が一直線」
がいちばんラクなんです。

とにかく何度も調整する

ハンドル角度を合わせるコツは、
「とにかく何度も調整する」ことです。

ビシッと決まると、
「あ、これだ!!」という感覚になります。
その感覚になるまで、何度も何度もハンドルバーを調整しましょう。

ショボい工具を使っていると、
ネジがためになるので気をつけてくださいね。

>>>関連記事:【いつでも全開】自転車トライアルに絶対必要な工具って?

初心者さんには、極端な前倒しハンドルはおすすめしません

初心者さんには、前倒しハンドルはおすすめしません。
オットピやフェデリックなど、
「両輪着地」状態で乗ることが多いからです。

この記事で紹介しているのは、
「ハンドルポジションをダニエルに合わせる方法」です。

  • ハンドルを引く動作(フロントアップ)
  • オットピ

など、
両輪着地には前倒しハンドルは向いていません。

>>>関連記事:【ハンドルポジション】トライアル自転車のハンドル前倒しは悪?

こちらの記事は、かなり初心者向けに書いています。
「まだダニエルできない」レベルの初心者さんは、こちらの記事をおすすめします。

そのフレームはあなたに合っていますか?

「なにをやってもダニエルが安定しない…」
こんな場合、
フレームがあなたに合っていないかもしれません。

  • 身長が180cmだけど20インチに乗っている
  • 身長が160cmだけど26インチに乗っている

のなら、フレームが合っていない可能性が高いです。
そもそもインチサイズは、身長で選ぶべきなんです。
実際にメーカーの開発ライダーを見ていると、

  • 小柄なライダーは20インチ
  • 大柄なライダーは26インチ

に乗っていることが多いです。
フレームは主流の「150mm前後」のステムで、
いちばん気持ちよくなるように作られています。

(てこの原理的なアレです)

単純にBB~ハンドル間の長さだけ合わせても、
フレームの性能を活かしきれないんです。

「あえて変則的な乗りかたを練習してる」
こういう場合は良いんですが、
基本的には身長に合ったフレームを選ぶのが、上達の近道です。

175cmくらいがボーダーライン

たとえば私は身長181cmですが、
20インチでは適正ポジションが作れません。
175cmくらいだった頃は、20インチも乗れたんですけどね。

身長が175cm以上のあなたには、26インチをおすすめします。

170mmくらいのながーいステムを使えば、ポジションは出そうですが、
ちょっとした小石でつまづくことでしょう(笑)

CREWKERZなら、低身長でも26インチに乗れます

CREWKERZ JEALOUSY26は、3サイズ用意されています。

Geometrie : (Avec une fourche de 405 mm * 35 mm) :
L 1088 mm // 380 mm // +65 mm // 72°
M 1075 mm // 380 mm // +65 mm // 72°
S 1065 mm // 380 mm // +65 mm // 72°
(CREWKERZ公式サイト引用)

Sサイズなら、身長160cm台でも乗ることができます。

「20インチはクイックすぎて怖いな」
というライダーさんには、うれしい選択肢ですね。

>>>関連記事:サイズが選べるCREWKERZ!自転車トライアルのおすすめメーカー

BTR自転車は高く売れます

「あ~フレーム合ってないかもなぁ…
買い換えたいけどお金が…」

そんなあなたは、今の自転車を売ってしまうのも良い方法です。
ヤフオクやメルカリに出品すると、
たいてい新車の5割以上の値段で売れます。

別れが惜しいかもしれませんが、
「気持ちよく乗りたい!!」
と願うのなら、自分に合っている自転車が良いですよ。

ハンドルポジションを最優先すべき理由まとめ

  • 軽量化よりもハンドルポジションです
  • 「あれ?こんなにうまかったっけ?」という感覚を手にしましょう
  • 「今ならできる気がする!!」となるのが、最大のメリットです
  • ハンドルポジションを合わせれば、自転車が軽く感じます
  • 最近のトライアル自転車は、ダニエルに特化しています
  • ハンドルポジションも、ダニエルの合わせるとフレームの性能を活かせます
  • ダニエルはウイリーのスタンディングです
  • 150mm20度のステムが人気です
  • ハンドルバーの角度は何度も調整しましょう
  • ビシッと決まると「あっこれだ!!」という感覚になります
  • フレームがあなたに合っていないと、なにをやってもしっくりきません