【高性能=楽しいではない】大人も楽しめる子供用自転車!

その他

  • 「もっと跳びたい!」
  • 「もっと高いステアに登りたい!」
  • 「ハデな技を決めて目立ちたい!」

今回の記事、
こういう人には刺さりませんのであしからず。
OhmaProductsさんの記事が、私に刺さったんですよね。
(BREETHやMAESTROの代理店さんです)

キッズバイク(子供用自転車)の楽しさは、
ノーブレーキトライアルの記事でちょっと触れました。

OhmaProductsさんは、
「身体の小さい大人のライダーさんは、
キッズバイクが合うんじゃない?」

という視点で語っています。

ただでさえマニアックなトライアルが、機材がどんどんとんがった方向に進んでるのは、更に間口を狭く、ハードルの高いものにして行ってる気がするんですよね。正常進化ではあるんですが。
競技ではないトライアル遊び(TGS→ストトラの流れ)も大きな流れになってきてるので、枠に囚われないトライアル遊びがもっと拡がってほしいなと思ってます。
(OhmaProducts Facebook引用)

身の丈に合ったバイク(Ohma Products)

体格に合う自転車というのもそうですが、
身長181cmの私でも、キッズバイクは面白いんですよね。
飛距離はちょっと落ちますが、
そのぶん安全な高さでムキになって遊べます。

  • 低いステアでもムキになって楽しめる
  • 高さや距離以外を楽しめる
  • 純粋にコントロールを楽しめる
  • 結果、安全に楽しめる

高性能すぎない自転車に乗ることで、
自転車トライアルはこういう遊びになります。

「トライアル自転車は高性能だけど、ちょっと僕には余るなあ」
「なるべくダニエルしない乗りかただから、良さを活かせない」

と感じているあなたは、
キッズバイクがベストマッチするかもしれませんよ。

自転車に乗り始めたころを思い出させるような、
キッズバイクの魅力を解説します。

※メーカーの想定する用途以外の使用を万人に推奨するものではないことを、重々ご承知おきください。

  1. 大人用トライアル自転車と、子供用トライアル自転車の違い
  2. 高性能=楽しいではない
  3. キッズバイクというワガママな選択肢
  4. 特化しないからこそ「自由」に遊べる
  5. 大人も楽しめる子供用自転車まとめ

大人用トライアル自転車と、子供用トライアル自転車の違い

もっともおおきな違いは「長さ」ですね。
最近のトライアル自転車は、とにかくダニエル重視。

  • 大ジャンプの後でもダニエルキープできるように
  • 高いステアに届くように

「長く、BBは高く」作られています。

体力のない子供の場合、
そこまでダニエルは多用しません。
それよりも、

  • ラクにフロントアップできる
  • 体力がなくても自転車をコントロールしやすい

ここを重視して作られています。
これって、ラクに乗りたいライダーさんにも必要な要素ですよね。

ブレーキ性能に差はない

トライアル自転車にもっとも重要なのは「強力なブレーキ」。
ブレーキは、大人用と同じものが使えます。

子供は体重が軽いですが、握力も弱いですからね。
キッズバイクも、トライアル用の強力なブレーキが使えます。

ダニエルに特化していない

キッズバイクはダニエルに特化していません。
体力のない子供は、長い時間ダニエルできないからです。

逆に言えば、
「ダニエルしなくても性能を引き出せる」ということです。

「あんまりダニエルせずにラクに乗りたい」

こんなふうに思っているライダーさん、
けっこう多くないですか?

ステアケースの限界が低い

ステアケースの限界は、大人用に敵いません。
単純にホイールベースが短いので、
高いステアには届きません。

一見デメリットですが、
「自転車が高性能で、高いステアに登れちゃってびっくりした」
こんな経験のあるライダーさんには、むしろメリットです。

安全な高さで、ムキになって遊べますからね。

高性能=楽しいではない

キッズバイクをざっくり解説してきましたが、
ここであなたに伝えたいのは
「高性能=楽しいではない」
ということです。

自転車トライアルの本質は、

  • できないことに”トライ”すること
  • 自転車のコントロールを楽しむこと

ですよね。

そこに低い高いは関係ないんです。
たとえ10cmのステアでも、はじめて登れたら嬉しいですよね。
昨日の自分より、ちょっとだけ上達できれば楽しい。
極論、高性能な自転車は必要ないんですよ。

あなたは、F1に乗ったら楽しめますか?

自転車トライアル好きには、なぜか車好きが多いです(笑)
なので車で例えます。
「車好きのあなたは、F1に乗ったら楽しめますか?」

  • 数秒で時速200kmに達する加速
  • コーナリングGは乗用車の倍
  • ムチウチになるほどのエンジン性能

間違いなく、恐怖しか感じません(笑)
「僕にはテンロクスポーツカーくらいがちょうどいいな…」
と思うはずです。

身の丈に余る高性能は、むしろ毒です。
イケイケの若者には、気つけ薬になるかもですが(笑)

トライアル自転車はF1みたいなもの

トライアル自転車も、F1みたいなものです。

  • 初心者でもダニエルっぽいことができてしまう
  • たまに実力以上の高いステアに登れてしまう

これ、ちょっとした異常事態ですよね(笑)

「80cmのステア登れちゃった!降りる勇気はないけどw」
みたいな経験ありませんか?
登れた本人が一番「嘘でしょ?」って感じるアレです。

運よく登れたらまだ良いですが、
「登った先でバランスを崩したら…」
と考えたら、自転車の性能はそこそこが良い気がしますよね。

この現象はモト・トライアルでもよく言われている

  • 「排気量のでかいバイクは、実力以上の高さに登れてしまう」
  • 「初心者はちいさい排気量からはじめるのがオススメ」

これ、モト・トライアルでもよく言われていることです。
「どうせ途中で止まるでしょ」
って思いながら激坂を登ったら、登りきれてしまって降りれない。

恐怖です。

自転車なら担いで下れますが、
高いステアに“登れてしまう”のはやっぱりリスクです。
登った先でバランスを崩すかもしれません。

「頑張らないと登れないくらいの自転車がちょうどいい」
あなたがそう感じるのは、間違っていません。

高性能=楽しいなら、昔の自転車トライアルは楽しくなかった

「高性能=楽しい」
だとしたら、
昔の自転車トライアルは楽しくなかったということになります。

車重:15kgくらい
ジオメトリ:古いBMXのようなもの
ブレーキ:ママチャリのような効かないブレーキ

昔のトライアル自転車はこんなでした。
「丸石モンテッサ」に乗ったことがありますが、
ほんと重いしブレーキも効かないんですよ(笑)

でも、自転車トライアル(当時で言うトリアルシン)は、
今も昔も老若男女が楽しんでいます。

私は懐古主義ではありませんが、
「低性能でも楽しい」という証明です。

キッズバイクというワガママな選択肢

「身に余る高性能より、ちょうどいい自転車が楽しい」
というお話でした。

「高性能すぎるのは嫌!ちょうどいい自転車がいい!」
なんてのは、ワガママな選択なんですけどね(笑)
でもやっぱり、無理をせず楽しみたいですよね。

性能に縛られた自転車選びをやめて、
「自分にとってちょうどいい自転車」を探してみると、
また子供のように自転車に没頭できますよ。

キッズバイクは、その選択肢のひとつです。

低いステアで楽しむという選択ができる

限界の低いキッズバイクなら、
低いステアでも楽しめます。

  • 1mのステアじゃないと刺激が足りない
  • 10cmのステアでもめちゃめちゃ楽しい

どっちを選んでも正解ですが、
後者を選びたいライダーも少なくありません。

高性能と楽しさは、比例しないんです

「もっと高いステアもいけるけど、失敗したら怖いな」
と感じているあなたは、
「10cmのステアで楽しめる」
という選択をすると、
自転車トライアルをもっと楽しめるかもしれませんよ。

人と比べるのではなく、自分の限界に挑戦する

  • 「人より高く跳びたい!」
  • 「凄い技を決めて目立ちたい!」
  • 「高性能な自転車でたっぷり練習して世界へ羽ばたきたい!」

これも、自転車トライアルの楽しみかたのひとつです。
イケイケの若手のかっこいい映像、私も見るのが楽しみです。

でもこれは、競技の本質であって、
「自転車トライアルの楽しさ」とは別物だと思っています。

  • できないことができるように研究する
  • できることを毎回できるように練習する
  • 自分の限界にトライする
  • 自転車のコントロールを楽しむ

これが自転車トライアルの楽しさですよね。
ステアの高さや跳べる距離は、楽しさには関係ないんです。

あなたが、トライアル自転車に乗り始めたころを思い出してください。

  • 一瞬ウイリーができた
  • オットピっぽいことができた
  • ちいさな岩をクリアできた

こんなことが、楽しくて仕方なかったはずです。

限界が低いと、安全に楽しめる

私のようなオッサンライダーは、
今より身体能力が上がることはありません(笑)
自転車の技術は、練習すれば身につきますけどね。

1mのステアを登れるようになれますが、
1mのステアから落ちたときの危険回避はできないんです。
身体能力が下がる一方だからです(笑)

それなら50cmのステアでうんと苦労して、
「1年練習してやっと登れたー!!」
となるほうが、安全に楽しめます。

ローリスクで楽しめるのは、なんだかお得感がありますね(笑)
オッサンライダーが楽しい自転車は、高性能な自転車ではなく、
「低いステアで楽しめる自転車」です。

  • 「昨日は100cmだったけど101cm跳べた!」
  • 「昨日は10cmだったけど11cm跳べた!」

このふたつは、同じように楽しいはずですから。

身の丈に合った自転車

とまあ、いろいろ語りましたが、
「自分に合った自転車がいいよね」
というお話です。

高性能過ぎない=無理せず乗れる・ちょうどいい

あなたがこういう自転車が欲しいなら、
キッズバイクの大人用カスタムは、良い選択肢になるかもしれません。
キッズバイクに乗って、子供に戻ったかのように遊びましょう。

身の丈に合ったバイク(OhmaProducts)

散々”限界が低い”と言ってきましたが、
「この自転車は自分にちょうどいい!」と感じる自転車なら、
思い切ったトライができます。

その結果、
高性能な大人用より、良い結果が出るかもしれませんね。

特化しないからこそ「自由」に遊べる

キッズバイクの楽しさはもうひとつあります。
「ダニエルに特化していないから、自由に遊べる」
ということです。

いろいろできる

大人用トライアル自転車は、
基本漕がないとフロントアップできません。

大人がキッズバイクに乗れば、マニュアルアップもらくちん。
しかも極端な前傾姿勢にならないので、
ハンドルのコントロールもしやすいです。

  • みんなホッピングターンしてるけど、ハンドルだけでクリアする
  • みんなダニエルしてるけどオットピで行く
  • 小さい岩なら止まらずにマニュアルアップで越える

スムースに走りたいならキッズバイクが楽しかったりします。

「ダニエルするのめんどくさい系」
のあなたにはぴったりですよ(笑)

コントロールを楽しめる

最近の大人用トライアル自転車は、

  • 棒立ちしているだけでダニエルキープできる
  • 両手を離してもダニエルできそう

自転車じゃなくて、「竹馬」に乗っている感覚になるんですよね(笑)
最近の自転車しか乗ったことがない若手には、伝わらない感覚だと思います。
最初からそういう自転車ですからね。

「昔のちょっと重い自転車が楽しかった気がする?」
と感じているあなたは、
キッズバイクに乗ったら「あ、これこれ!」となるかもしれません。
適度に重さを感じるほうが、操ってる感があるんですよね。

足つきしやすいから思いきりいける

「それならストリートトライアル自転車でもいいんじゃない?」
と思う人もいるでしょう。
アレです、24インチは地面が遠いです(笑)

「いざという時足がつきやすい」
という点では、20インチのキッズバイクがラクチンです。
小柄なライダーさんにとっては、けっこう大事だったりします。

ストリートトライアルのトリックもできる

ノーブレーキトライアルの記事でも紹介しましたが、
キッズバイクは「Alias20.2」のジオメトリにそっくりなんです。

実際に私もキッズバイクで、
「バニーホップ540→フェイキー360」
というわけのわからない技をしていました(笑)

「チョイ悪系オッサンライダー」
にはもってこいですね。

>>>関連記事:【Flipp】ノーブレーキ自転車トライアルのメリットって?

大人も楽しめる子供用自転車まとめ

「子供用自転車が楽しいよ!」というよりも、
「性能に縛られず、自分に合った自転車が楽しい」
というお話でした。

自転車はついつい性能だけで語られがちですが、
やっぱり「ちょうどいい自転車」が無理せずいちばん楽しいです。

あなたも性能だけに縛られず、
自分にぴったりな一台を探してみてください。

  • 高性能より「ちょうどいい」自転車が楽しい
  • 性能と楽しさは比例しません
  • 子供用自転車もトライアル用の強力なブレーキが装着できます
  • ラクにコントロールするのに適しています
  • 低いステアでもムキになって楽しく遊べます
  • トライアル自転車は、F1カーみたいなもの
  • ストリート系トリックもいけます
  • 身の丈にあった自転車なら、子供に戻ったかのように遊べます